地球規模で環境問題に貢献できるブログ:20211020
2歳になるむすこは
ちょうど言葉を覚え始めたところで、
その少ない語彙でなんとかしゃべってやろうといつも必死だ。
一週間くらい前のこと。
むすこが
「おかあさん、きょう、ゆーふぉーみた」と語りだした。
あまりの唐突な話に、
あたしは高鳴る胸を手で押さえながら
ゆっくりとむすこに問う…
「ゆーふぉーみたの?どこで〜?」
「こうえんで。たんぽぽぐみのゆうすけとーはるきとーさとみせんせいとーみた」
時々語尾を伸ばしては
一生懸命そのときの情景を思い出すように話すむすこは
さらにこう続けた…
「ぐるぐるーって、ぐるぐるーって」
くちをすぼめてそう言いながら、
脂肪のたくさんついた小さな手を丸めて円を描いている。
あたしはさらにむすこに問う。
「ゆーふぉーに誰か乗ってた〜?」
「うん、のってたよ」
「誰が乗ってたのかな〜?」
おそるおそる聞くあたしに
むすこは元気いっぱいに答えた。
「おじさん2ひき!」
抱腹絶倒!もうサイコー!
オモシロすぎて少々記憶が飛んだほど…
24時間中、子どもの親になって幸せだ!!という
この上ない幸福感をあたしはかみしめていた。
翌日、保育園の先生に衝撃の事実を明かされ、
あたしの幸福感は至福に変わる。
むすこが公園で見たモノは、工事現場で働く車や人たち。
「ゆーふぉー」ならぬ「ユンボー」で、
確かに作業員の男性が2人乗っていたそうな…
なんというおかしさ!
むすこは笑わそうなんて思ってないから、
それがピュアなおかしさを引き出す。
そして、どんでん返しまでおかしかったから感動すらした。
こんなに自然に、
こんなに心から笑うなんて大人になってからあっただろうか。
あたしがあんまり笑うもんだから
首をかしげていたむすこも楽しくなってきたようで
ケラケラ笑った。